- 化学・生物・物理をどう勉強したらいいのかわからない
- 大学受験・理科のおすすめの勉強法を知りたい
- 効率的に勉強する方法を知りたい
大学受験の理科は苦手意識を持つ受験生が多いので、「どのように勉強したらいいかわからない」と迷っている人もいるのではないでしょうか。
理科は化学、生物、物理とそれぞれ特徴があるので、科目に合わせた勉強をしていく必要があります。
限られた時間で勉強しなければいけない科目がたくさんあるので、ポイントを押さえて少しでも効率的に勉強していきたいですね。
この記事では、化学、生物、物理の科目の特徴に合わせた勉強法と効率的に勉強するためのポイントがわかります。
【大学受験】理科のおすすめの勉強法
ここでは化学、生物、物理のおすすめの勉強法をご紹介していきます。
それぞれの特徴をしっかりとらえて、効果的な勉強をしていきましょうね。
化学の勉強法
化学というと計算が多いイメージがあるかもしれませんが、実は意外と覚えることも多く、暗記と計算が半々くらいの科目です。
苦手意識のある人は、教科書レベルの基礎からしっかりと押さえていきましょう。
化学の勉強法
- 基礎を固める
- 問題集で反復学習
- 志望大の過去問を解く
①基礎を固める
すぐに問題集に取り掛からずに、まずは教科書や参考書で基礎をしっかりと固めましょう。
暗記は図や表を使って、関連付けて覚えていくのがおすすめです。
特に苦手な分野は、まとめノートを作っておくと便利です。
②問題集で反復学習
問題集は自分に合ったレベルのものを選びましょう。
化学が苦手な人が難しいレベルのものを選んでしまうと、途中で挫折してしまう原因になるので注意してください。
自分に合ったレベルの問題集から、少しずつレベルアップさせていくといいですね。
問題集を解くときはできない問題をチェックして、できるようになるまでくり返し学習して定着させます。
③志望大の過去問を解く
ある程度反復学習が終わったら、次は自分の志望大の過去問に取り組みます。
入試問題の出題傾向や解答方法も合わせてチェックしていきましょう。
生物の勉強法
生物は暗記と考察の問題がメインで、計算問題は少ない科目です。
苦手意識のある人は、教科書や参考書でしっかりとイメージをつかんで覚えていきましょう。
生物の勉強法
- イメージをつかんで覚える
- 問題集で反復学習
- 志望大の過去問を解く
①イメージをつかんで覚える
生物は暗記しなければいけないことが多い科目です。
次のような方法で効果的な暗記をしていきましょう。
- 教科書の写真やイラストをイメージして覚える
- 用語やイラストをノートに書いて覚える
- 語呂合わせを作って覚える
ただ覚えようとすると量が多くて大変なので、イメージをつかんで覚えていきましょう。
②問題集で反復学習
教科書レベルの内容を覚えることができたら、次は問題集を使って反復学習をしていきます。
できなかった問題をチェックして、できるようになるまでくり返し解いていきましょう。
なかなか覚えられない問題は、まとめノートを作っておくといいですね。
③志望大の過去問を解く
問題集で力をつけたら、次は自分の志望大の過去問を解いていきます。
化学と同様に、志望大の出題傾向や解答方法も合わせてチェックしてくださいね。
物理の勉強法
物理は公式を使った計算がメインで、覚えることが少ない科目です。
物理現象のイメージをつかみ、公式をしっかりと理解して覚えることがポイントです。
物理の勉強法
- 公式を理解して覚える
- 問題集で反復学習
- 志望大の過去問を解く
①公式を理解して覚える
物理は公式を使った計算がメインなので、公式を覚えることが必要です。
公式はただ暗記するのではなく、公式の意味を理解して覚えていきましょう。
教科書や参考書で物理現象のイメージをつかんで、公式の成り立ちや意味を理解して覚えると定着しやすいです。
②問題集で反復学習
物理が苦手な人は、基礎的な内容の問題集から始めましょう。
まずは自分に合ったレベルから始めて、焦らずにステップアップさせていくのがおすすめです。
物理は解法のパターンがある程度限られているので、くり返し学習することで定着させていくことができます。
特に苦手な分野がある人は、この解法のパターンをノートにまとめるといいですね。
③志望大の過去問を解く
解法のパターンを押さえることができたら、次は自分の志望大の過去問を解いていきます。
化学や生物と同様に、志望大の出題傾向や解答方法を合わせてチェックしてください。
【大学受験】理科を効率的に勉強するポイント
受験生は限られた時間でたくさんの科目を勉強する必要があるので、ポイントを押さえて効率的に勉強していきましょう。
効率的に勉強するポイント
- 志望大に合わせた勉強をする
- 赤シートを使って暗記の効率を上げる
- 反復学習に付箋を活用する
①志望大に合わせた勉強をする
大学受験は勉強しなければいけない科目が多いです。
そのためなるべく早く志望大を決めて、受験に必要な科目をはっきりさせましょう。
- 必要な科目を勉強する
- 必要なレベルまで勉強する
特に理科は大学によって必要な科目が違うので、必要のない科目を勉強してしまうと大きなロスになるので注意してくださいね。
また、志望大によってどの程度まで勉強する必要があるのかも変わってくるので、過去問などをチェックして押さえておきましょう。
②赤シートを使って暗記の効率を上げる
教科書や参考書、まとめノートを使って暗記するときには、赤シートが便利です。
赤シートには次のような便利な勉強法があります。
赤シートを使った勉強法
- まとめノートを暗記ノートにする
- 問題集を一問一答風にする
- 教科書やプリントを暗記用にする
ピンクやオレンジのペンで書いた文字は赤シートで隠すことができるので、まとめノートを作るときにおすすめです。
また、問題集を解くときにピンクやオレンジのペンで答えを書き込むと、一問一答風に使うことができるので便利です。
「赤シートを使ったおすすめの勉強法」については次の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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③反復学習に付箋を活用する
理科の問題集をくり返し解くときには、付箋を使った反復学習がおすすめです。
付箋を使った反復学習
- できなかった問題に付箋を貼っていく
- 学習したい範囲が終わったら、2周目は付箋が貼ってある問題だけ解く
- できた問題は付箋を外す
- 3周目以降も付箋が残っている問題だけをくり返す
- 付箋がなくなるまでくり返す
この方法はできなかった問題だけをくり返し解いて、定着させていくことができます。
付箋の数が減っていくと達成感があるので、モチベーションが上がりますね。
「付箋を使った反復学習」については次の記事でもご紹介しているので、興味がある人はチェックしてみてくださいね。
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まとめ
今回は大学受験・理科のおすすめの勉強法について、科目別に解説してきました。
化学・生物・物理の特徴をしっかりと押さえて、それぞれの科目に合った勉強をしていきましょう。
大学受験の理科を効率的に勉強するポイントでは、次の3つをご紹介しました。
- 志望大に合わせた勉強をする
- 赤シートを使って暗記の効率を上げる
- 反復学習に付箋を活用する
赤シートや付箋などの便利なグッズを上手に利用して、受験勉強の効率やモチベーションを上げていきたいですね。