- 勉強中に気が緩んでしまう
- ついつい休憩時間が長くなってしまう
- 勉強しなければいけないのにさぼってしまう
勉強中に気が緩んで集中力が途切れてしまったり、休憩時間が長くなってしまったりすることはありませんか。
もしくは「勉強しなきゃ!」と思うのに、なかなかモチベーションがあがらず勉強できないというときもありますよね。
そんな人におすすめなのが、タイマーを使った勉強法です!
過去問などを解くときに、タイマーを使ったことがあるという人も多いかもしれませんが、実はタイマーにはそれだけではない便利な使い方や勉強法があるんです。
ぜひこの記事を参考に、勉強の集中力や効率、モチベーションをアップさせてくださいね。
タイマーを使ったおすすめの勉強法
「勉強中に気が緩んで集中できない」という人や、「勉強しなきゃいけないのについつい部屋の掃除を始めてしまう」などという人には、タイマーを使った勉強法がおすすめです。
ここでは実際に取り組みやすい4つの方法をご紹介します。
タイマーを使った勉強法
- 集中したい時間をセットする方法
- 休憩時間をセットする方法
- 1日の勉強時間を計測する方法
- ポモドーロ・テクニックを使った方法
それぞれ詳しくみていきましょう。
①集中したい時間をセットする方法
集中したい時間をセットする方法
- 1回の勉強時間を決めて、タイマーにセットする
- アラームが鳴るまで勉強に集中する
1回の勉強時間は30分~60分くらいで、短めに設定するのがおすすめです。
集中したい時間をセットする方法には、次のようなメリットがあります。
- 勉強時間の終わりが決まっているので、集中して取り組むことができる
- 集中する時間を決めるので、メリハリがつきやすい
まずはこの方法で、アラームが鳴るまでがんばってみてください。
②休憩時間をセットする方法
休憩時間をセットする方法
- 1回の休憩時間を決めて、タイマーにセットする
- アラームが鳴ったら、休憩を終了して勉強を再開する
1回の休憩時間は、短い休憩(5~10分くらい)と長めの休憩(30~60分くらい)を使い分けるのがおすすめです。
休憩時間をセットする方法には、次のようなメリットがあります。
- 休憩時間が決まっているので、長くなってしまうことがない
- アラームが鳴ってくれるので、次に取り掛かりやすい
勉強をがんばったご褒美として、長めの休憩時間にする楽しいことをリストアップしておくとがんばれますよ。
③1日の勉強時間を計測する方法
1日の勉強時間を計測する方法
- タイマーをカウントアップさせて、勉強した時間を計る
- 勉強時間を記録する
途中で休憩などを挟むときはいったんタイマーを止めて、また再開するときにタイマーをカウントさせます。
教科や教材ごとに分けて計測するのがおすすめです。
1日の勉強時間を計測する方法には、次のようなメリットがあります。
- タイマーで計測しているので、しっかりと勉強ができる
- 勉強時間を記録するので、モチベーションが上がる
勉強した時間を計ることで、自分のがんばりが目に見えてわかるようになりますね。
勉強時間の記録については、後半で詳しくお伝えします。
④ポモドーロ・テクニックを使った方法
ポモドーロ・テクニックとは、主に仕事で使われている時間管理術です。
ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique)とは、時間管理術のひとつ。 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。
引用元:Wikipedia
このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。 1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。
これを勉強に応用したのが、次の勉強法です。
ポモドーロ・テクニックを使った方法
- 勉強する内容をあらかじめ用意しておく
- タイマーを25分にセットし、アラームが鳴るまで集中して勉強する
- タイマーを5分にセットし、アラームが鳴るまで休憩する
- 2と3を4回繰り返したら、少し長めに(15~30分くらい)休憩する
「25分勉強して5分休む」ことを4回繰り返すと、だいたい2時間くらいになるので、ここで少し長めに休憩を取りましょう。
ストレッチをしたり、好きな音楽を聴いたりしてもいいですね。
ポモドーロ・テクニックを使った方法には、次のようなメリットがあります。
- こまめに休憩をはさむので、疲れにくくて集中力が続きやすい
- 時間をしっかり計って取り組むので、さぼりにくい
タイマーを使った勉強法の3つのポイント
タイマーを使った勉強法を効果的に取り入れるには、実はいくつかポイントがあります。
ここではタイマーを使った勉強法のポイントを3つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
タイマーを使った勉強のポイント
- 集中するにはキッチンタイマーがおすすめ
- 自宅外では消音タイプがおすすめ
- 勉強時間を記録してモチベーションアップ
それぞれ詳しくみていきましょう。
①集中するにはキッチンタイマーがおすすめ
スマホにもタイマー機能はありますが、実はあまりおすすめではありません。
スマホと手に取るとどうしてもLINEやSNSの通知が気になったり、ついついネットニュースなどを見てしまうという人も多いのではないでしょうか。
それではせっかくの勉強時間が減ってしまうので、やはりタイマーはスマホ以外のものを用意した方がいいです。
キッチンタイマーはマグネット式で貼り付けるタイプもありますが、勉強に使うなら机に上に置ける自立できるタイプの方が便利です。
100均で(キッチンタイマーだけど…)タイマー買いました。
— もなか@勉強垢 (@MONAKA_s13) November 28, 2018
勉強時間を測ろうとスマホを手に取るとついゲームをしたくなる自分にさよなら!(`・ω・´)
今後、これと一緒に勉強動画を撮るかも😆 pic.twitter.com/hIQ0tfVbcQ
②自宅外では消音タイプがおすすめ
図書館やカフェでタイマーを使いたいという場合は、音が鳴らない消音タイプがおすすめです。
アラームが鳴る代わりに光や振動で時間を教えてくれるので、静かな場所でも安心ですよ。
割といい感じの勉強用タイマー買った!!!(密林で!)
— ฅ=(KuRuMi=ฅ)@通知が息してない (@KuRuMi60635211) August 16, 2019
タイマーの音が鳴らないように設定できるやつ!
これで過去問とか課題とか色々がん…ば……る。 pic.twitter.com/LP9mKeK86B
③勉強時間を記録してモチベーションアップ
「1日の勉強時間を計測する方法」でもお伝えしましたが、勉強時間を記録することで自分の努力が目に見えてわかるので、モチベーションを上げることができます。
勉強時間を記録するのには、次のような方法があります。
- 自分で勉強の計画を立てたノートなどに記録する
- 「勉強計画ノート」や「スタディプランナー」など市販のものに記録する
- 「スタディプラス」などのアプリに記録する
ノートに記録する
上の画像は娘が勉強の計画を立てているノートです。
娘はここに勉強時間も一緒に記録しています。
「この日はこれだけ勉強をがんばった」と目に見えてわかるので、モチベーションにつながっているそうです。
市販の計画ノートに記録する
上の画像は娘が勉強の計画を立てるのに使っている「勉強計画ノート」です。
見開きで1週間になっていて、目標を書く欄や日ごとの欄があります。
ここに合わせて勉強時間を記録しておくと、振り返りをして計画を見直するときに便利なのでおすすめです。
勉強計画ノートや計画の立て方については、次の記事で詳しくご紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
-
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アプリに記録する
「スタディプラス」というスマホアプリも、勉強時間を記録するのに便利です。
勉強時間を入力すると、グラフなどでわかりやすく見ることができます。
他の受験生の勉強時間も見ることができるので、娘は同じ志望校の受験生の記録を見て励みにしています。
先週はもう少しで目標まで届かなかった..😓
— ナス🍆@転クエ (@nasuB7373) November 16, 2020
今週はよりプレッシャーをかけてリベンジすることにします🔥#Studyplus pic.twitter.com/e2ETwXt4Do
まとめ
今回はタイマーを使ったおすすめの勉強法をお伝えしてきました。
- 集中したい時間をセットする方法
- 休憩時間をセットする方法
- 1日の勉強時間を計測する方法
- ポモドーロテクニックを使った方法
初めての人は、できそうなものからチャレンジしてみてくださいね。
タイマーを使った勉強法のポイントでは、おすすめのタイマーや勉強時間の記録方法などをご紹介しました。
タイマーを勉強に上手に取り入れて、集中力や効率、モチベーションを上げていきたいですね。