- 大学受験の勉強を始めたいけれど、何をしたらいいのかわからない
- 自分に合った勉強方法がわからない
- 効率のよい勉強法を知りたい
このような悩みを持った受験生はいませんか?
大学受験ってなんだか途方もなく高い山に登るようで、どこから手をつければいいのかわからない。
また、部活やバイトで忙しくてなかなか勉強にかける時間がない人も多くいると思います。
でも受験は待ってくれませんよね。
- どんな勉強方法があるのか
- 効率の良い勉強法とは
今回はこの2つにしぼって詳しくみていきましょう。
大学受験における勉強法のポイントは
勉強法のポイント
- 自分に合ったものを選ぶこと
- 正しい方向に努力すること
この2つです。
受験勉強で迷っているあなたも、自分に合った勉強法を見つけて志望校に合格しましょうね!
大学受験に向けた4つの勉強法
大学受験のための勉強方法はいろいろありますが、大きく分けると次の4つになります。
- 独学
- 通信教育
- 家庭教師
- 塾や予備校
それではそれぞれの方法について詳しくみていきましょう。
独学で勉強する
独学とは参考書などを利用し、主に自宅でひとりで勉強する方法です。
独学はひとりでもモチベーションを持って勉強ができる人に向いています。
独学での勉強法
独学での勉強は、本屋さんで自分にあった参考書や問題集を買って勉強します。
もちろん学校の問題集などが自分に合っていて量が足りていれば、新たに購入せずにそれを使うことも可能です。
独学で勉強するポイント
独学のメリットはなんといっても、無駄な時間や費用が掛からないことです。
その反面独学は間違った方向に勉強を進めてしまった場合、遠回りとなってしまって大きな効果が得られないので、正しい方法で勉強する事が大事になってきます。
通信教育で勉強する
通信教育とは自分に合った教材が送られてきて、それを使って自宅で勉強する方法です。
通信教育は自分に合った教材を使って、自分のペースで勉強を進めたいという人に向いています。
通信教育での勉強法
通信教育は送られてくる教材を使って自宅で勉強をします。
自分の志望校に合わせた教材を選べたり、模試を受けて自分の実力を知ることができたりするので、うまく活用することで受験勉強を正しい方向に導いてくれる強い味方になりますね。
大学受験向けではベネッセやスタディサプリ、Z会などいろいろな通信教育がありますが、最近ではオンライン授業が受けられたり、スマホやタブレットで質問ができたりとデジタルを活用したサービスもあります。
通信教育で勉強するポイント
通信教育は自宅で学習ができるので、塾や予備校に通う時間がかからないことと、家庭教師や塾、予備校よりも費用を安く抑えられます。
ひとりではどうしてもやる気が出ないという人は、教材に手をつけずに終わる可能性もあるので注意が必要です。
私が通信教育を選んだ理由は、家庭教師や塾、予備校よりも費用を安く抑えられることと、通う時間がかからないことです。
また自分のペースでじっくり勉強できるのも私には向いていたと思います。
受験勉強にどれだけ時間や費用をかけられるかは家庭によってさまざまなので、その点も含めて自分に合った方法を選べるといいですね。
家庭教師に来てもらう
家庭教師の先生に自宅に来てもらって、直接勉強を教えてもらう方法です。
時間がない人や1対1でじっくりと勉強を教わりたいという人に向いています。
家庭教師での勉強法
大学生や社会人の先生が約束の時間に自宅まで来てくれて、自分に合った方法で勉強を教えてくれます。
自分だけの先生に1対1で教えてもらえるので、わからないところも気兼ねなく質問できて効率良く勉強ができそうですよね。
家庭教師で勉強するポイント
家庭教師のメリットは先生が自宅まで来て1対1で教えてもらえることです。
一般的に他の勉強方法と比べて費用が高額になりやすく、経済的な負担が大きくなります。
家庭教師の費用の目安としては、形態によって差はありますが1時間当たり2,000円から6,000円くらいがおおよその相場となります。
その経験から言うと、家庭教師にもいろいろな先生がいるので、自分に合う先生を見つけられるかどうかも大きなポイントだと思います。
来てくれた先生が自分に合わなかった場合、他の先生に交代してもらえるようなシステムがあると安心ですね。
また自分の志望校の学生に来てもらえると、その大学の受験情報なども含めて教えてもらえるのでメリットが大きいですし、モチベーションもあがります。
塾や予備校に通う
塾や予備校に通って対面で講義を受ける方法です。
自宅とは違う場所で勉強をしたい人やレベルの高い講師の授業を受けたい人に向いています。
塾や予備校での勉強方法
塾や予備校では学校の授業のように一斉に講義を受けるタイプや、1対1から1対3など少人数で指導してくれるタイプがあります。
最近ではオンラインで講義が受けられるところもあるので、さまざまな選択肢から自分に合ったものを選ぶことができますね。
塾や予備校で勉強するポイント
基本的に決められた日時に塾や予備校に通って講義を受けることになるので、ひとりではやる気が出ない人にも向いています。
通うための手段や時間が必要になるのと、独学や通信教育に比べるとどうしても授業料が高くなることがデメリットです。
塾や予備校で一緒にがんばる仲間を見つけられたら、モチベーションにつなげることもできますよね。
夏休みや冬休みなどの長期休暇に特別な講習を設けているところが多いので、学校が休みでもしっかり勉強をすることができるのもメリットです。
その違いは、「塾を利用して自分が勉強する」と思っているか、それとも「塾に通っていれば成績は上がる」と思っているかではないでしょうか。
せっかく通うのならば、ぜひ自分に合った塾や予備校をうまく利用して志望校合格を目指したいですね。
効率の良い勉強法
では次には効率の良い勉強法を5つご紹介します。
- 志望校の赤本を買う
- 勉強の計画を立てる
- 一日の時間割を作る
- まちがえた問題ノートを作る
- スキマ時間の活用
それでは詳しくみていきましょう。
志望校の赤本を買う
どんな勉強方法を選んだ人にも絶対におすすめなのが、志望校の赤本(過去問)を買うことです。
なぜかというと大学受験は高校受験までとは違って、大学ごとに試験問題が全然違うからです。
過去問ではそれぞれの大学の試験に出やすい問題や難易度など、ある程度の傾向をつかむことができます。
過去問は例えるなら強敵を倒すための攻略本のようなものです。
志望校の攻略ポイントがわかればそこに集中して勉強ができますよね。
無駄な勉強をしなくて済むのでとても効率が良いです。
これも大事ですよね。
志望校の名前が入った赤本を机に飾るだけで、今日からモチベーション爆上がりです。
ポイント
- 志望校の過去問で攻略ポイントをつかむ
- 赤本を机に飾ってモチベーションアップ
勉強の計画を立てる
中間テストや期末テストなどの定期試験のときに、計画を立てて勉強する人も多いと思います。
特に期末テストは試験科目が多いので、試験日から逆算していつどの科目を勉強するのかを意識して計画を立てたりするのではないでしょうか。
受験勉強をいつ始めるかで期間は違ってきますが、もし高1から始めたとしたら約3年、高2から始めても約2年の長さになりますよね。
この期間の長さがポイントです。
ここに気をつけて計画を立てないと、無理をしすぎて計画が破綻してしまったり、あとで間に合わなくなったりして大変なことになります。
限られた時間で効率良く勉強するためには、無理のない計画を立てること、そして定期的に振り返りをして計画を見直していくことが大切です。
受験までの長期目標と短期目標を考えて、月、週、日の単位で計画を立てていくとよいでしょう。
ポイント
- 無理のない計画を立てる
- 定期的に振り返って計画を見直していく
1日の時間割を作る
「1日は何で24時間しかないんだろう」とお悩みの方。
安心してください、みんな24時間しかないです。
その24時間をどう効率良くすごすかで、結果は変わってくるのではないでしょうか。
1日を効率良くすごすためにおすすめなのが時間割を作ることです。
休日なら、朝7時に起きてご飯を食べて9時から12時まで勉強、・・・、夜12時に就寝という感じですね。
簡単でいいのでぜひ一度作ってみてください。
意外と無駄な時間や何をしているのか不明な時間が多いことに気が付くと思います。
もしびっくりするくらい無駄な時間があったら、これは大きなチャンスです。
ここでのポイントは無理のない時間割を作るということです。
受験勉強の期間は長いので、息抜きの時間や好きなことをする時間も大切ですよね。
またたくさん勉強したいからといって、睡眠時間を少なく設定したりするのはやめてほしいです。
睡眠は健康のためにも脳のためにも大事なものなので、1日7時間くらいは取っておいてくださいね。
ポイント
- 無駄な時間を勉強時間に変える
- 無理のない時間割を作る
まちがえた問題ノートを作る
定期試験や模試を受けて間違えた問題をそのままにしている人がもしいたら、それはとってももったいない!
間違えた問題は自分の弱点なので、受験生にとってお宝です。
もしそのままにしているのなら、それはお宝を捨てているようなものですよね。
そこでぜひ、”まちがえた問題ノート”を作りましょう。
試験でわからなかった問題や間違えた問題、これを科目別にノートを作ってまとめておくだけで効率良く見直しをすることができます。
ポイント
- 間違えた問題はお宝
- 試験の直前に効率良く確認できる
スキマ時間の活用
1日の中でスキマ時間ってありますよね。
通学で電車に乗っている時間や友だちと待ち合わせをしている時間、夕飯までに少しだけ時間があるときなど。
例えば単語帳の単語を3つだけ覚えることや、まちがえた問題ノートを1ページ確認するなどの簡単なものがおすすめです。
この少しの時間の積み重ねが長い受験期間では大きな差となりますね。
ポイント
- スキマ時間にするものをあらかじめ用意しておく
- スキマ時間の積み重ねが大きな差となる
まとめ
今回は大学受験の勉強法について詳しくみてきましたね。
- どんな勉強方法があるのか
- 効率の良い勉強法とは
勉強方法は大きく分けて次の4つがあります。
- 独学で勉強する
- 通信教育で勉強する
- 家庭教師に来てもら
- 塾や予備校に通う
それぞれ必要な費用や時間が違うので、メリットデメリットと合わせて自分に合うものを見つけてくださいね。
効率の良い勉強方法については次の5つをご紹介しました。
- 志望校の赤本を買う
- 勉強の計画を立てる
- 一日の時間割を作る
- まちがえた問題ノートを作る
- スキマ時間の活用
限られた時間を効率良く使って勉強していきたいですね。