- 通信教育だけで大学に合格できるのか知りたい
- 通信教育は自分に向いているのかわからない
- どんな通信教育があるのかよくわからない
大学受験のために通信教育を検討している方の中には、こんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塾や予備校もいいけれど、費用が高いことや通学に時間がかかるのがネックですよね。
通信教育なら自宅で好きな時間に勉強ができるので、部活で忙しい高校生でもできそうです。
でも通信教育だけで大学受験に合格することができるのでしょうか。
今回はそんな元塾講師のShionが、通信教育について次の3つにしぼって詳しくお伝えしていきます。
- 通信教育だけで大学受験に合格することができるのか
- 通信教育はどんな人に向いているのか
- どんな通信教育があるのか
受験勉強で迷っているあなたも、自分に合った勉強法を見つけて志望校に合格しましょうね!
通信教育だけで大学受験の合格は可能?
通信教育だけで大学受験に合格できるのかどうか結論を先に言うと、
通信教育とは
引用元:Wikipedia
通信教育(つうしんきょういく)は、主に印刷物(および郵便)、ラジオ、テレビを用いて提供する教育のことである。離れた場所から提供する教育全般を指す概念、インターネットを利用した教育まで含めた用語としては遠隔教育があり、その意味では「通信教育」は遠隔教育の一部に位置づけられる。
もちろん通信教育に向いている人と向いていない人がいるので、受講さえしていれば全員が必ず合格できるというわけではないです。
でも自分に合った通信教育を選んでしっかり活用できれば、通信教育だけでも大学受験に合格することは十分可能と言えるでしょう。
通信教育だけで大学受験に合格した人の割合
SNSやブログなどのネット上ではよく、「通信教育だけで○○大学に合格した」というような体験談を見かけますね。
実際に通信教育だけで大学受験に合格した人はどのくらいいるのでしょうか。
これは進研ゼミの高校生3分ニュース(2019年)の記事で紹介されていたデータです。
進研ゼミを受講している受験生の70%が、塾や予備校に通わず進研ゼミのみで勉強していたということになります。
ちなみに残りの30%の受験生は、塾や予備校を併用していた人が多かったそうです。
また第一志望の大学に合格した進研ゼミの受講生のうち、1.4人に1人は塾や予備校に通わずに現役で合格したというデータ(2019年度 978名集計)もあります。
受講している人数が多い進研ゼミのデータを引用しましたが、やはり通信教育だけで大学受験に合格している人は一定数いるということになりますね。
もちろん塾や予備校に通っていた人もいたので、どんな勉強方法を選ぶのかは個人の向き不向きや家庭の状況にもよります。
通信教育が自分に向いているのか、どんな通信教育が合っているのかをしっかりと見極めて、自分に合った選択をしたいですね。
通信教育の合格実績(2019年)
ここでは受講者数が多くて人気のある3つの通信講座の合格実績をご紹介します。
進研ゼミの合格実績
進研ゼミの公式サイトで紹介されている大学合格実績です。
- 東大・京大 137人
- 旧帝大 725人
- 早慶上理 854人
- MARCHG 1,803人
- 関関同立 1,668人
- 日東駒専 1,459人
- 産近甲龍 1,061人
Z会の合格実績
Z会の公式サイトで紹介されている、Z会の通信教育受講者のみの大学合格実績の一部です。
- 北海道大学 400人
- 東北大学 348人
- 一橋大学 205人
- 東京工業大学 202人
- 名古屋大学 288人
- 大阪大学 596人
- 九州大学 297人
- 上智大学 413人
- 東京理科大学 1460人
- 関西大学 452人
- 同志社大学 1156人
- 立命館大学 979人
スタディサプリの合格実績
スタディサプリの公式サイトで紹介されている大学合格実績です。(人数は非公開)
主要国公立大学
東京大学・京都大学・一橋大学・大阪大学・東京工業大学・九州大学
名古屋大学・神戸大学・東北大学・北海道大学・千葉大学・横浜国立大学
筑波大学・広島大学・岡山大学
主要私立大学
早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学
立教大学・中央大学・法政大学・日本大学・学習院大学・関西学院大学
関西大学・同志社大学・立命館大学
通信教育だけでも大学受験に合格できる理由
通信教育だけでも合格できる理由
- レベル別や志望校別のプログラムが用意されている
- 大学受験について研究された質の高い教材が使える
- テキストだけではなく映像授業も利用できる
- スマホやタブレットなどで気軽に質問できる
- 受験について相談できるサポートがある
最近では特に、受験生の保護者世代にはあまりなかったデジタルツールを活用したサポートが充実してきています。
通信教育に向いているのはこんな人
通信教育のメリット
- 自宅で勉強できるので通学しなくていい
- 自分のペースで勉強できる
- 塾や予備校に比べて費用が安い
- 全国どの地域でも等しく利用ができる
通信教育のデメリット
- ひとりで勉強するのでやる気がないと続かない
- 自分で進める必要がある
- すぐに質問ができない
通信教育が向いている人
- 自分のペースで勉強を進めたい人
- ひとりでも勉強ができる人
- 通学に時間をかけたくない人
- なるべく費用を抑えたい人
- 近くに通いたい塾や予備校がない人
3つの通信教育をご紹介
進研ゼミ
進研ゼミおすすめポイント
- 志望大レベル別の大学受験専用講座がある
- オンライン授業でプロの講義を自宅で受けられる
- スマホで24時間個別の質問ができ、ほぼ翌日にはアドバイスが届く
- 志望大の先輩や進路のプロが個別に進路や勉強法の相談に乗ってくれる
- 最短2か月から受講が可能
高校3年生の場合、新入試基本講座が1か月8,480円から受講できます。
新入試基本講座と個別試験対策8科目のセットは1か月14,280円からです。
Z会
Z会おすすめポイント
- 難関大学に多数の合格実績がある
- 志望大学別に7つのコースがある
- 映像授業で疑問点を解消できる
- 理解度を細かく確認できる添削を受けられる
- イード・アワード2019「通信教育」高校生・大学受験生総合満足度第一位
大学受験生の本科は、標準国公私大コースが1科目1か月4,530円から、東大コースなどその他のコースは1科目1か月5,082円から受講できます。
スタディサプリ
スタディサプリおすすめポイント
- プロ講師陣の映像授業を自宅で受講できる
- 4つのレベルから理解度や難易度にあった講座を選べる
- 無料で教材をダウンロードできる
- 1か月1,650円からという低価格
- 現役難関大コーチによるサポートがつくコースもあり
ベーシックコースは1か月1,650円から、合格特訓コースは1か月9,800円で受講できます。
まとめ
今回は通信教育について詳しくみてきましたね。
- 通信教育だけで大学受験に合格することができるのか
- 通信教育はどんな人に向いているのか
- どんな通信教育があるのか
通信教育での合格実績や教材の特徴から、通信教育だけでも大学受験には合格できるということがわかりました。
通信教育に向いているのは次のような人です。
- 自分のペースで勉強を進めたい人
- ひとりでも勉強ができる人
- 通学に時間をかけたくない人
- なるべく費用を抑えたい人
- 近くに通いたい塾や予備校がない人
今回は受講者数が多くて実績がある進研ゼミ、Z会、スタディサプリをご紹介しました。
無料体験や資料請求で自分に合った通信教育を見つけてくださいね。