- 数学をどのように勉強したらいいのかわからない
- 数学が苦手で困っている
- 数学の点数を上げるためにはどうすればいいのか知りたい
大学受験の数学について、このような悩みを持っている受験生(高校生)もいるのではないでしょうか。
数学は受験に必要となることが多い教科なので、特に数学が苦手だという人はどのように勉強すればいいのか困ってしまいますよね。
また数学の点数を上げるためには、どのような勉強をすればいいのかも気になると思います。
- 大学受験に向けた数学の合格できる勉強法
- 数学の得点力を上げるポイント
数学の得点を上げたいという人は、ここで紹介する勉強法をぜひ参考にしてくださいね。
大学受験に向けた数学の合格できる勉強法
ここでは大学受験に合格するために効果的な数学の勉強法をご紹介していきます。
数学に苦手意識を持っている人でも大丈夫なので、一緒に詳しくみていきましょう。
合格できる勉強法
- 自分のレベルや目的をしっかりと確認する
- 基礎を固める
- チャート式で解法パターンを押さえる
①自分のレベルや目的をしっかりと確認する
大学受験で数学が必要な人は多いと思いますが、大学入学共通テストだけに必要な場合、国立大の2次試験でも必要な場合、私立大の個別試験で必要な場合など、人それぞれ目的が違っています。
また、数学が得意な人や苦手な人、教科書の内容から勉強が必要な人など、レベルもさまざまですよね。
大まかに分けると次の3段階になります。
- 教科書レベルの勉強
- 大学入学共通テストレベルの勉強
- 2次試験や個別試験レベルの勉強
自分にはどのレベルの勉強が必要なのかを把握して、それに合わせたテキストで勉強していくのが効果的です。
特に、数学が苦手な人や教科書の内容が怪しい人は、教科書レベルの内容をしっかり身につけることから始めましょう。
くり返しになりますが、まずは今の自分のレベルをしっかりと把握すること。
次に志望大のレベル(自分が目指すレベル)を確認して、その差をはっきりとさせましょう。
自分のレベルと志望大のレベルの差を縮めていくのが受験勉強です。
その差が小さければそれほど時間がかかりませんが、もし差が大きければそれに見合った時間と労力が必要になってきます。
初めにそこをはっきりとさせるのが、志望大に合格するための第一歩です。
②基礎を固める
数学の受験勉強において一番大事なのは、基礎をしっかりと固めることです。
ここができていないとその上の勉強に進むことができないばかりではなく、大学入試で失敗してしまう原因にもなります。
なぜかというと、大学入試の数学は基本ができているかどうかを問う問題が多いからです。
基礎をしっかりと固めるためには、まず模試や定期テストなどを参考にして、自分の苦手な単元や基礎ができていないところを探しましょう。
できていないところがわかったら、その単元の基本問題をくり返し解いて解けない問題をなくしていきます。
解けなかった問題は解答を見てしっかりと理解し、時間をおいてから再度解きなおしをしましょう。
基礎を固める方法
- 基礎ができていないところや苦手な単元を見つける
- 基本問題を解き、できなかった問題の解答を見てしっかりと理解する
- できなかった問題をくり返し解いて、できない問題をなくしていく
③チャート式で解法パターンを押さえる
数学の受験勉強におすすめなのが、チャート式の参考書です。
チャート式の参考書はさまざまな解法パターンを網羅しているので、もれなく基礎から身につけることができます。
また問題のレベルが幅広いので、自分のレベルや目的に合わせた勉強をすることも可能です。
もしどの参考書や問題集を使ったらいいか迷っている人がいたら、自分のレベルに合ったチャート式の参考書を探して使うことをおすすめします。
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数学の得点力を上げるポイント
数学の得点力を上げるポイント
- ケアレスミスをなくす
- 計算力をつける
- 思考力を上げる
それではひとつずつ詳しくみていきましょう。
①ケアレスミスをなくす
ケアレスミスは受験の命とりです。
本来なら正解できるはずの問題をミスしてしまうということは、得点できるはずの問題で得点できないということなので、実力に見合った点数を取れなくなります。
実力に見合った点数を取れないと、志望大への合格は難しくなってしまいますよね。
ケアレスミスをなくすためのポイント
- ひとつひとつの作業を確認しながら進める
- できたら必ず見直しをする
- 緊張しすぎない
ひとつひとつの作業を確認しながら問題を解いていくのは集中力が必要ですし、時間もかかってしまうかもしれません。
しかし、ミスをして点数を取れないと入試では解いた意味がなくなってしまうので、最大限の注意を持って進めていってください。
もちろんできたところでしっかりと見直しをするのも必要です。
答えを記入するところを間違えるというミスもよくあるパターンですが、入試ではとても怖いミスなので、答えを記入する度に間違いはないかを確認してくださいね。
適度な緊張感ならミスを防ぐのに役に立つこともありますが、緊張しすぎた状態で問題を解いていくと、普段ならありえないようなミスをしてしまうことがあります。
入試本番で緊張しすぎないためには、普段の定期テストや模試などで本番を意識して試験を受けるといいでしょう。
また「自分はこれだけ勉強したから大丈夫」という自信を持って試験に臨めると、過度に緊張しなくて済みますよ。
②計算力をつける
せっかく解法がわかっていても、ちょっとした計算に時間がかかってしまったり、ミスをしてしまったりということになると、制限時間のある試験では厳しくなってしまいますよね。
計算力をつけることは、例えるならサッカーやテニスなどのスポーツをするときの筋トレのようなものです。
スポーツを楽しむにはある程度の筋肉が必要になるのと同じで、数学の問題を解くためにはやはりある程度の計算力が必要なんです。
ただ量をこなすだけではなく、もっといい方法はないかと考えながら解いていくのも計算力をつけるためのポイントです。
計算力がついていくと数学の問題を解くのが楽しくなって、数学を好きになることができるのでおすすめですよ。
③思考力を上げる
入試では見ただけで解き方がわかるような問題もありますが、そのような簡単な問題ばかりではありませんよね。
わからない問題が出てきたときにどう解いていくか。
見ただけではわからない問題でも、思考力があれば試行錯誤しながら解答の方法を考えていくことができます。
思考力を上げるためには、わからない問題が出たときに5分以上は自分で考えるようにしましょう。
全くわからない問題でも、今までの知識を総動員して手を動かし、少しでも正解にたどり着けるように解き進めてみてくださいね。
特に2次試験や個別試験では、見ただけでは全くわからないような問題が出てくる可能性があります。
一瞬固まってしまいましたが、なんとか手を動かして試行錯誤しているうちに解法にたどり着くことができた問題も多かったです。
普段から試行錯誤して正解を出そうとする習慣が身についていれば、そんな時に大いに役立ちますよ。
まとめ
今回は大学受験に向けた数学の勉強法について、次の2つを詳しくお伝えしてきました。
- 大学受験に向けた数学の合格できる勉強法
- 数学の得点力を上げるポイント
大学受験に向けた数学の合格できる勉強法は、次の3つをご紹介しました。
合格できる勉強法
- 自分のレベルや目的をしっかりと確認する
- 基礎を固める
- チャート式で解法パターンを押さえる
数学の得点力を上げるポイントについては、次の3つをご紹介しました。
数学の得点力を上げるポイント
- ケアレスミスをなくす
- 計算力をつける
- 思考力を上げる
効果的な勉強法で数学を味方につけて、志望大の合格を目指しましょうね。