- 大学受験の科目別の勉強方法を知りたい
- どのような勉強をしたらいいのかわからない
- 効果的な勉強法を知りたい
大学受験はたくさんの科目があるので、どのように勉強したらいいのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
それぞれの科目に合わせた勉強法を詳しく知って、効率よく勉強していきたいですよね。
この記事を読めばそれぞれの科目に合わせた効果的な勉強法がわかりますよ。
【大学受験】科目別の効果的な勉強法
大学受験はたくさんの科目がありますが、それぞれの科目に合った勉強法で学習していくことが合格への近道です。
ここでは次の科目について、効果的な勉強法をご紹介していきます。
- 英語
- 数学
- 国語(現代文・古文・漢文)
- 社会(日本史・世界史)
- 理科(化学・生物・物理)
- 小論文
それではひとつずつ詳しくみていきましょう。
英語の勉強法
- 英単語
- 英文法
- 長文
英単語
始めは標準レベルの単語だけでもいいので、基本的な単語をしっかりと覚えることで次の英文法や長文の学習につなげることができます。
英単語の勉強のポイント
- 自分のレベルに合った単語帳を1冊用意する
- 基本的な単語は全て覚える
- 計画を立てて早めに終わらせる
単語帳はさまざまなものが出ていますが、自分のレベルに合ったものを選ぶことが大事です。
単語の学習に時間がかかりすぎて、英文法や長文の学習が遅れることのないように、計画を立てて進めていってくださいね。
英文法
英文法は英語を使う上での大切なルールなので、長文や英作文の問題を解くためには欠かせません。
英文法の勉強のポイント
- 自分のレベルに合った参考書を1冊完璧にする
- オンライン授業を利用する
自分のレベルに合った参考書を1冊用意して、その1冊を完璧にしていきましょう。
英文法が苦手な人は、スタディサプリなどでオンライン授業を受けるのもおすすめです。
長文
長文の勉強のポイント
- 自分のレベルに合った問題集を選ぶ
- 日本語に訳さずに、英語のまま理解して読む
- スラッシュリーディングを使う
長文の問題集もさまざまなものが出ているので、自分に合ったレベルの問題集を選んでくださいね。
スラッシュリーディング(1文を前置詞や関係詞、接続詞などの位置でいくつかに区切って読んでいく方法)を使うと楽に読むことができるので、長文が苦手な人はぜひ試してみてください。
英語の効果的な勉強法については、次の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね。
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数学の勉強法
数学の勉強法
- 自分のレベルや目的を確認する
- 基礎を固める
- チャート式で解法パターンを押さえる
自分のレベルや目的を確認する
- 教科書レベル
- 大学入学共通テストレベル
- 2次試験や個別試験レベル
数学は積み重ねの教科なので、特に数学が苦手な人や教科書の内容が怪しい人は、教科書レベルの内容をしっかり身につけることから始めましょう。
現在の自分のレベルから志望大のレベルまでがどのくらいなのかを把握して、それに合った学習することが効果的です。
基礎を固める
基礎を固める方法
- 基礎ができていないところや苦手な単元を見つける
- 基本問題を解き、できなかった問題の解答を見てしっかりと理解する
- できなかった問題をくり返し解いて、できない問題をなくしていく
基礎をしっかりと固めるためには、まず模試や定期テストなどを参考にして、自分の苦手な単元や基礎ができていないところを探します。
できていないところがわかったら、その単元の基本問題をくり返し解いて理解し、解けない問題をなくしていきましょう。
チャート式で解法パターンを押さえる
- さまざまな解法パターンを網羅しているので、もれなく基礎から身につけることができる
- 問題のレベルが幅広いので、自分のレベルや目的に合わせた勉強が可能
自分のレベルに合ったチャート式を使うことで、無理なく無駄なく効果的な学習ができますよ。
数学の効果的な勉強法については、次の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね。
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国語(現代文・古文・漢文)の勉強法
現代文
現代文の勉強法
- 漢字や語彙をおさえる
- 読解力をつける
- 解答力をつける
現代文の文章問題を解く上で大きな戦力になるので、参考書を1冊用意してしっかりと勉強をしておくことをおすすめします。
読解力をつけるためには、次の3つに取り組んでみましょう。
- 文章を数多く読む
- 文章の構成や筆者の主張を意識して読む
- 文章を要約してみる
解答力をつけるためには、次の2つを意識して演習をすると効果的です。
- 必ず根拠を探す
- 消去法をマスターする
古文・漢文
古文・漢文の勉強法
- 単語や文法をおさえる
- 古典に慣れる
現代とは異なる意味や使い方が出題されることが多いので、注意して覚えましょう。
古典に慣れるためには、次の2つの方法がおすすめです。
- 数多く読んで文に慣れる
- 古典のマンガや小説を読む
多くの文章を読むことで知っている話を増やしたり、マンガや小説などでストーリーや文化などを理解しておくと、問題を解くときに有利になります。
国語の効果的な勉強法については、次の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね。
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社会(日本史・世界史)の勉強法
日本史・世界史の勉強法
- 流れをつかむ
- 基本用語を覚える
- 記憶を定着させる
流れをつかむ
ただ暗記しようとすると辛い勉強になってしまいますが、先に歴史全体の流れをつかんでおくと、用語をスムーズに覚えることができて、忘れにくくなります。
流れをつかむためには、次のようなものがおすすめです。
- 流れを意識した参考書
- 歴史のマンガ
- 歴史を題材にした小説、ドラマ、映画
全体のストーリーや因果関係に注目していくと効果的です。
基本用語を覚える
ストーリーや因果関係に関連付けて覚えていくとスムーズです。
暗記をするときは、次の5つを意識してみてください。
暗記のコツ
- 関連付けて覚える
- 書いて覚える
- 口に出して覚える
- 目につきやすい所に貼る
- 忘れてもいいのでまた覚える
目で見て、口に出して、手で書いて覚えていくと記憶に残りやすいですよ。
記憶を定着させる
一問一答形式の問題集を使うと、効果的に復習ができるのでおすすめです。
一度解いただけではあまり効果がないので、アプリなども活用して定着するまで何度もくり返していきましょう。
社会(日本史・世界史)の効果的な勉強法については、次の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね。
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理科(化学・生物・物理)の勉強法
化学
化学の勉強法
- 基礎を固める
- 自分に合ったレベルの問題集で反復学習
- 過去問を解く
化学は暗記と計算がほぼ半々くらいの科目です。
まずは教科書や参考書で基礎をしっかりと固めてから、問題集での学習に進みます。
問題集は自分に合ったレベルを選び、くり返し学習して定着させたら、過去問に取り組みます。
苦手な人は基本的な問題集からレベルアップさせていきたいですね。
生物
生物の勉強法
- イメージをつかんで覚える
- 自分に合ったレベルの問題集で反復学習
- 過去問を解く
生物は大半が暗記と考察の問題で、計算が少ない科目です。
教科書や参考書でイメージをつかんで、しっかりと覚えていきましょう。
- 写真やイラストのイメージで覚える
- 用語やイラストを書いて覚える
- 語呂合わせで覚える
問題集は自分に合ったレベルを選んでくり返し学習し、過去問にも取り組みましょう。
物理
物理の勉強法
- 公式を理解して覚える
- 自分に合ったレベルの問題集で反復学習
- 過去問を解く
物理は公式を使った計算が中心で、暗記が少ない科目です。
苦手な人は基礎的な内容の問題集から始めて、徐々にステップアップさせていくといいですね。
物理は解法のパターンがある程度限られているので、くり返し学習することで定着させていきましょう。
小論文の勉強法
小論文の勉強法
- 過去問で出題の傾向をつかむ
- 構成を真似して書いてみる
- 添削してもらう
過去問で出題の傾向をつかむ
過去問を分析するときは、次の2つについてチェックをしてください。
- 出題形式
- テーマ
小論文の出題形式には、主に次の4パターンがあります。
小論文の出題形式
- テーマ型:与えられたテーマについて論述する
- 課題分読解型:課題文を読んで論述する
- 資料分析型:資料を分析して論述する
- 教科型:教科の内容に対して論述する
出題されるテーマについても大学ごとに傾向があるので、どんなテーマが出やすいかをチェックしてくださいね。
自分の志望大の出題形式と出やすいテーマをしっかりとつかんでから、小論文を書いて練習していくと効果的です。
構成を真似して書いてみる
小論文の構成にはパターンがあるので、構成を真似して書くことで身につけることができます。
過去問や参考書などの模範解答を見ながら、構成だけ真似をしてオリジナルの内容で書いてみましょう。
添削してもらう
自分の書いた文章を自分で添削することは難しいので、上達するためには学校や塾の先生など、的確な添削ができる人にお願いしましょう。
通信教育の添削を利用する方法もおすすめです。
小論文の効果的な勉強法については、次の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね。
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まとめ
今回は次の6つの科目別に、大学受験の効果的な勉強法について詳しくご紹介してきました。
- 英語
- 数学
- 国語(現代文・古文・漢文)
- 社会(日本史・世界史)
- 理科(化学・生物・物理)
- 小論文
それぞれの科目に合った勉強法で、効率よく勉強していきたいですね。