- 大学受験で小論文が必要なのに苦手で困っている
- 小論文をどのように勉強したらいいのかわからない
- 小論文の効果的な勉強方法を知りたい
大学受験の小論文に対して、このような悩みを持っている受験生もいるのではないでしょうか。
小論文は推薦入試やAO入試で必要なことが多く、一般入試でも後期日程などで多く用いられています。
小論文に苦手意識を持つ人はたくさんいると思いますが、いざ自分の受験に必要となるとどうしたらいいのか困ってしまいますよね。
また学校の授業で取り扱われることが少ないので、どのように勉強をしたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
- 大学受験に向けた小論文の3つの効果的な勉強法
- 小論文の注意すべきポイント
小論文を勉強する受験生のお役に立てるような情報を紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
大学受験に向けた小論文の3つの効果的な勉強法
ここでは大学受験で小論文が必要な人のために、小論文の勉強法を紹介していきます。
文章を書くことに苦手意識がある人もいるかもしれませんが、小論文はポイントを押さえてくり返し練習することで、短期間でも上達することができます。
効果的な勉強ができたかどうかで大きく差がついてしまう科目でもあるので、しっかりと対策をしていきましょうね。
小論文の効果的な勉強法は次の3つになります。
小論文の効果的な勉強法
- 過去問で出題の傾向をつかむ
- 構成を真似して書いてみる
- 添削してもらう
それぞれの勉強法について詳しくみていきましょう。
①過去問で出題の傾向をつかむ
大学受験の勉強をするときに、志望校の過去問を購入して使う人は多いと思います。
過去問は自分の志望大学の出題の傾向やレベルなどをつかむことができますよね。
過去問を分析する時は、特に次の2つについてしっかりチェックをしてください。
過去問のチェックポイント
- 出題形式
- テーマ
小論文の出題形式は、主に次の4つに分かれています。
出題形式によって小論文の書き方は大きく異なってくるので、ここは必ず押さえておいてくださいね。
小論文の出題形式
- テーマ型:与えられたテーマについて論述する
- 課題分読解型:課題文を読んで論述する
- 資料分析型:資料を分析して論述する
- 教科型:教科の内容に対して論述する
また出題されるテーマについても大学ごとに傾向があることが多いので、どんなテーマが出やすいかをチェックしましょう。
②構成を真似して書いてみる
自分の志望大の傾向をつかんだら、次は模範解答の構成を真似して書いてみましょう。
これは特に小論文が苦手だという人におすすめの方法で、構成を真似して書くことで小論文の構成の型を身につけることができます。
過去問や参考書などの模範解答を見ながら、構成だけ真似をしてオリジナルの内容で書くことを繰り返していくうちに、構成のパターンが身について苦手な人でも自分で書けるようになりますよ。
③添削してもらう
自分の書いた小論文を人に見せるのは少し抵抗がある人もいるかもしれませんが、上達したいなら必ず添削をしてもらったほうがいいです。
自分の書いた文章を自分で添削することはとても難しいので、ぜひ的確な添削ができる人にお願いすることをおすすめします。
独学で勉強している人は、学校の国語の先生などにお願いするといいですね。
学校の先生に頼むのが難しいという人は、次のような通信教育の添削を利用する方法もおすすめです。
- 進研ゼミ高校講座の「小論文 特講」
⇒進研ゼミ高校講座の公式サイト
- Z会の「専科:小論文」
⇒Z会の公式サイト
学校の先生にお願いするよりは少し費用がかかってしまいますが、それぞれしっかりとした添削をしてもらうことができます。
小論文の注意すべきポイント
小論文を書くときには、次の3つのポイントに注意してください。
小論文の注意すべきポイント
- 原稿用紙の使い方、誤字脱字、漢字間違い
- 制限時間
- 構成メモ
それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
①原稿用紙の使い方、誤字脱字、漢字間違い
もし原稿用紙の使い方がよくわからないという人がいたら、小論文の練習をする前にひと通りチェックしておくことをおすすめします。
市販の参考書が1冊あれば、原稿用紙の使い方を基本から学ぶことができますよ。
どんなに素晴らしい内容の論文を書けたとしても、原稿用紙の使い方ができていなかったり、誤字脱字や漢字の間違いなどがあったりしたら減点されてしまうので気をつけてくださいね。
②制限時間
小論文の試験でよく起こりがちなのが、気が付いたら時間が無くなっていたということや、時間配分を間違えて後半に時間が足りなくなってしまうことです。
時間が足りなくなるとどうしても焦ってしまうので、実力を出し切れないという残念なことになってしまうかもしれません。
自分の実力を出し切るためにも、時間配分はとても大事です。
しっかりと時間を計って練習し、自分のペースをつかんでくださいね。
③構成メモ
小論文や作文が苦手だという人が意外としてしまいがちなのが、いきなり文章を書き始めてしまうことです。
さらに始めに構成をしっかりと考えておくことで、時間が足りなくなることや文字数の調節などにも対応することができます。
小論文の試験を受ける上で時間配分や字数制限はとても大事なので、構成メモを作っておくことで焦らずに集中して書くことができますよ。
まとめ
今回は大学受験に向けた小論文の勉強法について、次の2つを詳しくお伝えしていきました。
- 大学受験に向けた小論文の3つの効果的な勉強法
- 小論文の注意すべきポイント
大学受験に向けた小論文の効果的な勉強法は次の3つです。
小論文の効果的な勉強法
- 過去問で出題の傾向をつかむ
- 構成を真似して書いてみる
- 添削してもらう
小論文の注意すべきポイントは次の通りです。
小論文の注意すべきポイント
- 原稿用紙の使い方、誤字脱字、漢字間違い
- 制限時間
- 構成メモ
小論文は効果的な学習をすることで必ず上達していきます。
ぜひここでご紹介した方法を参考にしてくださいね。