- 大学で英語を勉強したい
- 英語が学べる大学の選び方がわからない
- おすすめの大学を知りたい
「大学で英語を学びたい!」という受験生の中には、どうやって大学を選んだらいいかわからないという人もいるのではないでしょうか。
英語を勉強できる大学は、外国語大学や外国語学部の他にも、文学部の英文科や国際教養学部などたくさんあるので、どう選んでいいのか迷ってしまいますよね。
でも「なんとなく英語が勉強できそう」という理由で志望校を決めてしまうと、入学してから「想像していたのと違っていた」ということになってしまうかもしれません。
そこで今回は、英語を学べる大学の選び方やおすすめの大学について詳しくご紹介していきたいと思います。
この記事を参考に、ぜひ自分の学びたいことが勉強できる大学を選んでくださいね。
英語が学べる大学の選び方
ここでは英語が学べる大学の選び方を5つご紹介していきます。
入学してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、自分に合う大学をしっかりと選んでおきましょう。
英語が学べる大学の選び方
- 英語を学問として学びたいかどうかで選ぶ
- 国公立か私立かで選ぶ
- 偏差値で選ぶ
- 大学の所在地で選ぶ
- 海外留学の制度で選ぶ
①英語を学問として学びたいかどうかで選ぶ
まずは自分が次の内容にあてはまるかどうかを考えてみてください。
- 英語自体に興味がある
- 英語を学問として学びたい
これに当てはまる人は、英語を学問として学べる大学が向いているといえます。
反対に次の内容に当てはまる人は、「英語を学問として学べる大学」はあまり向いていないので注意が必要です。
- 英語よりも興味のあるものがある
- 英語を学問として学びたいわけではない
- 英語を手段として身につけたい
これに当てはまる人は、自分が一番興味のあることが勉強できる大学に入学することをおすすめします。
たとえば「英語を使って政治や経済の分野で活躍したい」というような場合が当てはまります。
英語は専門でなくても勉強できますし、語学留学などでも身につけることができますね。
②国公立か私立かで選ぶ
大学は大きく分けて、国公立大学と私立大学があります。
国公立大学と私立大学では学費が大きく違うので注意が必要です。
- 国公立大学 250万円程度
- 私立大学(文系) 400万円程度
※上記の金額は2020年時点での学費の目安です。学費は大学によって変わります。
国公立大と私立大では4年間で150万円程度の差があるので、それぞれの家庭の経済状況に合わせて保護者と相談する必要がありますね。
大学の学費については、山陰合同銀行のサイト「ごうぎんなび」に詳しく載っていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
③偏差値で選ぶ
大学受験は自分に合った偏差値の大学を選ぶことが必要になります。
英語が学べる大学の中では、東京大学や東京外国語大学、早稲田大学などが偏差値が高い大学に分類されます。
なるべく早い段階で志望校を決めておくと、その大学のレベルに合わせた勉強ができるのでおすすめです。
英語が学べる大学の偏差値については、みんなの大学情報のサイトに詳しく載っていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
④大学の所在地で選ぶ
行きたい大学が自宅から通えるかどうかによっても、費用に大きな差がでてくるので注意が必要です。
自宅から通えない大学であれば、アパートなどを借りて一人暮らしをしたり、大学の寮に入ったりする必要があります。
- ひとり暮らし 月10万円程度(年間120万円程度)
- 大学の寮 月8万円程度(年間96万円程度)
※上記の金額は2020年時点での目安です。生活費は住む地域によって変わります。
この生活費が卒業するまで必要になってくるので、保護者と相談する必要がありますね。
大学生の生活費については、ベネッセのサイト「マナビジョン」に詳しく載っていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
⑤海外留学の制度で選ぶ
大学で英語を学びたいという人の中には、「大学に入学したら海外留学を考えている」という人も多いのではないでしょうか。
4年で卒業したい、できるだけ費用を抑えたいという人は、大学の留学制度を上手に利用するのがおすすめです。
大学によって留学の制度やサポートはかなり違うので、海外留学を検討している人は次のような点を調べておきましょう。
- 単位の付与や互換ができるか
- 留学期間も修了の年限に含まれるか
- 留学プログラムに参加する条件
- 留学のための奨学金
- 留学派遣の人数
海外留学については、河合塾のサイト「Kei-Net」に詳しく載っていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
英語が学べるおすすめの大学
ここでは大学で英語を学びたい人に向けたおすすめの大学をご紹介していきます。
ぜひ大学選びの参考にしてくださいね。
※大学についての情報は2020年11月時点のものです。最新の情報はそれぞれの大学の公式サイトやパンフレットでご確認ください。
英語が学べるおすすめの大学
- 東京外国語大学
- 国際基督教大学
- 大阪大学(外国語学部)
- 上智大学(外国語学部)
- 津田塾大学(学芸学部・英文科)
①東京外国語大学
東京外国語大学は偏差値60~67.5程度の国立大で、キャンパスは東京都府中市。
言語文化学部、国際社会学部、国際日本学部の3つの学部で、27言語から専攻言語を選択することができます。
世界84の国から729人の留学生を受け入れていて、国際色豊かな大学生活を送ることができるのも魅力のひとつです。
70の国や地域に220校の協定校があるので、さまざまな地域に留学が可能です。
②国際基督教大学
国際基督教大学は偏差値67.5程度の私立大で、キャンパスは東京都三鷹市。
日本と北米のキリスト教指導者により、1949年に創立されたキリスト教大学です。
教員の3人に1人が外国籍教員であり、少人数教育で対話を中心に学びを深めることができます。
25の国や地域に75校の協定校があり、ICU独自の留学制度も充実しています。
③大阪大学(外国語学部)
大阪大学外国語学部は偏差値57.5~65程度の国立大で、キャンパスは大阪府豊中市、箕面市。
2007年に大阪外国語大学と統合し、現在の大阪大学外国語学部になっています。
25の言語の専攻があり、世界中の言語や文化を学ぶことが可能です。
交換留学制度も充実していて、毎年約400人の学生が留学しています。
④上智大学(外国語学部)
上智大学外国語学部は偏差値65.0 ~ 67.5程度の私立大で、キャンパスは東京都千代田区。
英語科やフランス語科など6つの言語の学科があり、専攻語と英語、日本語の3つの言語を駆使できることを目指しています。
上智大学は60の国に329校の協定校があり、年間約630人が留学。
外国語学部では、約3人に1人が上智大学の制度を利用して留学をしています。
⑤津田塾大学(学芸学部・英語英文科)
津田塾大学は偏差値55程度の私立の女子大で、学芸学部のキャンパスは東京都小平市。
入学後は英語の4技能(読む・書く・話す・聞く)を、少人数クラスで総合的に学ぶことができます。
12の国に29校の協定校があり、大学が企画する語学研修も充実しています。
まとめ
今回は英語を学べる大学の選び方や、おすすめの大学についてご紹介してきました。
大学を選ぶ際は、次の5つをチェックしてみてください。
- 英語を学問として学びたいかどうかで選ぶ
- 国公立か私立かで選ぶ
- 偏差値で選ぶ
- 大学の所在地で選ぶ
- 海外留学の制度で選ぶ
特に海外留学を考えている人は、大学によって留学の制度やサポートが大きく違うので、しっかりと調べておくことをおすすめします。
大学の情報は毎年変わるので、公式サイトやパンフレットで最新の情報をチェックしてくださいね。